オペアンプで作った差動増幅器をステレオにし入出力の電圧差が少なくなるように調整しました。
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乾電池2本分を入力電圧とします。
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手持ちの抵抗を色々取り替えて入出力電圧が同じになるように調整しました。
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もう一つのチャンネルも抵抗を取り替えて入出力電圧が同じになるように調整しました。普通のカーボン抵抗でも誤差同士のバランスが合えばそこそこの精度が得られます。安定性には疑問がありますがデジタル信号であればまあいけると思います。
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では実際に信号を入れて結果をAudacityで観察します。右が入力信号、左が出力信号です。出力レベル80、入力レベル67でほぼ入力と出力のレベルが同じになりました。

入力信号を拡大した様子です。
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出力信号を拡大した様子です。入力の極を入れ替えて反転を無くしほぼ入出力同じにできました。オシロスコープを買わなくても波形が確認できそうです。測定器を買うのではなく用途に合わせて簡易でも作ることができれば勉強にもなり経済的かつ達成感を味わえます。更に問題が起きても解決の糸口を見つけやすくなります。