今まで電気、電子部品でコンピュータがなぜ動くかの説明を続けてきましたがいよいよ物理的なことから論理的な説明に移ります。
前回FETでNOT、NAND、NOR回路を構成しましたがそれぞれを記号に置き換えて考えます。記号の中はリレーでも真空管でもトランジスタでも同じです。実際装置を作る時にその素子を決めればよく未来の新しいデバイスであってもこれから説明することは変わりません。
このNOT、NAND、NORを組み合わせて様々な論理演算ができます。例えばNANDにNOTをつけるとANDに、NORにNOTをつけるとORの出来上がりです。更にブール代数で数式化すれば回路を数式化に置き換えて設計できます。